国場児童館（（一社）沖縄じんぶん考房）

7月の那覇市議会議員選挙の際に実施した、子どもたちから新市議会議員さんへの、那覇のまちづくりに対する子どもたちからのメッセージを、那覇市議会にお届けしてきました

学校の夏休みが延長された8月26日。
今回は、6年生の二人が児童館の児童を代表して、子どもたちからの30件の要望を手に、那覇市議会を訪ねました。
行くと決まったら自分たちで必要なものを考え、一緒に名刺を作り、挨拶の練習をして、いざ本番。
那覇市議会の久高友弘議長、野原嘉孝副議長、そして、議会の調整をいただいた前泊美紀市議が、温かく迎えてくださいました！



二人は緊張しながらも、議長、副議長からの質問にも答え、一所懸命に思いを伝えてくれました。
西君は「困っている人をしっかり支えて、みんなが平等に安心できる那覇市、世界の平和に貢献できる那覇市になって欲しい。」と語っていました。
田崎君は「大人の給料が増えてほしい。大人の給料が上がれば、子どもたちも困ったりする事も減ると思う。」と。
二人とも、大人が唸ってしまう考えの深さでした。
議長、副議長からも、子どもたちの意見を聴くこの様な機会はとても大切だといったお話をいただき、とても嬉しく思いました。

新聞記者さんの取材を受ける姿を、議長も副議長も後ろからニコニコ眺め、「議会に子どもたちに来てもらうのはいいね！」と喜んで下さいました。
議長、副議長との訪問の後は、議会事務局長が議場を案内してくれました！
那覇市議会の議場は、那覇市のマークをイメージした席の構成で、円形に席が配置されています。
とても良い雰囲気だなと思いましたが、二人は事務局長と前泊議員を質問攻め。
誰から誰に質問するのか、ロールプレイまでやってイメージを探っていました。
二人がとても楽しそうに、もの凄い質問を繰り返している姿を見て、市役所の社会科見学は、学校や地域がどのように運営されているのかを知る、良い機会になるなと思いました。

これからも、子どもの意見を表明する権利を、那覇市全体に広げる機会として、この様な取り組みは続けていきたいと思います。

久高議長、野原副議長、前泊市議はじめ、ご尽力いただきました那覇市の職員の皆様に、心から感謝申し上げます。